海外医学雑誌への論文掲載
2024.05.10

当院の葛西福岡院院長が報告した症例論文が『JPRAS Open』という海外医学雑誌の第13号p.71~76に掲載されました。


海外医学雑誌への論文掲載(图1)


疾患によって頭皮の一部を失い、自身の身体の別の部分から頭部に皮膚を移植した患者様への植毛事例です。


頭皮に移植された皮膚は、もともと生えている短い体毛以外は毛髪が生えてこない皮膚ですので、皮膚移植を受けてからは患者様は部分かつらを数年使用していました。部分かつらの煩わしさから当院を受診し皮膚移植部への自毛植毛を行いました。


施術は2回に分けて行われ、1度目は移植皮膚にグラフトが生着するかを試験的に100グラフト植毛し、6か月後に発毛が確認出来たので、2度目の施術で1330グラフトの植毛を行いました。最終的に部分かつら無しで違和感のない髪型を維持することが可能となりました。


当院ではこのようなAGA以外の事例にも対応可能な場合があります。